- ハンドメイド作家用の名刺の作り方を知りたい
- 名刺には何を書いたら良い?
- 名刺デザイン例を見て参考にしたい
ハンドメイド作家として販売するにあたって、名刺を用意したいと思っていませんか?
イベント主催者や委託先に渡す名刺はハンドメイド作家の必需品です。
名刺を渡されたときに交換できるよう、しっかり作成して持っていきましょう!
名刺の作り方は、テンプレートをもとにデザインを自分で決めて、ネットの業者に印刷を頼む方法がおすすめです。
自宅にプリンターがあるかもしれませんが、実はインク代が結構高いんですよね…。
安く、しかもキレイに仕上げてくれる印刷会社の利用をぜひ検討してみてくださいね!
おすすめのネット印刷会社は、テンプレートが豊富で価格が安い「ビスタプリント」です。
また、ハンドメイド作家なら名刺とは別にショップカードも用意しておきましょう!
「え?名刺とショップカードは違うの?」と思った方はいませんか?
そんな方も含めて、この記事では名刺とショップカードをしっかり作成できるよう以下についてまとめました。
- ハンドメイド作家の名刺とショップカードの違い
- 名刺やショップカードの内容と作り方
- 名刺やショップカードのデザインサンプル
記事を読み進めて、ハンドメイド作家用のステキな名刺やショップカードを作ってくださいね!
ほかの名刺やショップカードに埋もれないものを作っちゃいましょう!
ハンドメイド作家ならショップカード?どっちも用意すると万全
ハンドメイド作品の販売を始めるなら、名刺とショップカードそれぞれの用意がおすすめです。
名刺とショップカードはサイズ感は同じですが、次のようにハッキリとした違いがあります。
名刺 | ショップカード | |
---|---|---|
用途 | 販売に関わる人に連絡先を伝える | ショップや作品を知ってもらう 思い出して購入・リピートしてもらう |
渡す人 | イベント主催者、販売委託先など | 作品を購入する・購入を検討しているお客様 |
渡し方 | 手渡しでお互いに交換する | 店頭に置き、自由に持って行ってもらう 商品と同封して送る |
記載する内容 | 主にハンドメイド作家本人のこと | 主にショップや作品のこと |
作るタイミング | 企業や団体と関わって販売するとき ハンドメイド作家として挨拶するとき | 作品を販売すると決めたとき |
名刺は、企業や団体などにあなた自身(ハンドメイド作家)のことを伝え、関係をつなぎます。
ショップカードは、ハンドメイド作品を購入するお客様にショップや商品のことを知ってもらい、購入やリピートを促します。
また、ショップカードは次の用途に使うこともできますよ。
- アクセサリー作品の台紙
- 作品撮影時のロゴとして
- 作品に不備があった時の連絡先
委託先やイベント出店時にショップカードの設置を義務付けられることもあります。
そのため、ショップカードは販売を決めたタイミングで作っておきましょう。
それでは、名刺とショップカードに記載する内容をそれぞれ詳しく見ていきます。
ハンドメイド作家の名刺に記載する内容
ハンドメイド作家の名刺に記載する内容は以下です。
上記は一例なので、内容は追加したり削ったりして大丈夫ですよ。
あなた自身を伝えるのに必要な内容を自由に盛り込んでくださいね!
それでは、内容例のそれぞれの項目についてさらに見ていきます。
名刺に記載する内容1、名前
ハンドメイド作家の名刺に記載する内容1つめは「名前」です。
名刺は自己紹介ツールなので、名前を記載します。
ここで悩ましいのが、記載する名前は作家名なのか本名なのか、ということです。
まず、名刺には本名を記載しないといけないというルールはありません。
そのため、作家名と本名のどちらか、または両方を載せるかは個人の判断によります。
- 結婚して姓が変わっても旧姓のままで働いている人
- ペンネームをつかうライター
- 芸名で活動する芸能人
など、本名以外で仕事をしている人は多くいます。
ハンドメイド業界だと本名を載せるべきと言っている人も多いですが、無理に載せる必要はありません。
名刺はビジネスの相手に渡すものです。
そのため、仕事上で使っている名前、仕事相手に覚えてもらいたい名前を記載することが大切です。
作家名だけでは心配な場合は、本名をカッコで添えておきましょう。
また、本名を伝えたい相手用に、本名版と作家名版の2パターンを用意しておくのもおすすめです。
名刺に記載する内容2、肩書き
ハンドメイド作家の名刺に記載する内容2つめは「肩書き」です。
肩書きはシンプルに『ハンドメイド作家』でも大丈夫ですが、ひと工夫すると差別化になり印象に残りやすくなります。
おすすめは、作品のジャンルや使っている素材の特徴を加えた肩書きです。
肩書きは自分のアピールに使えるので、ひと工夫にぜひチャレンジしてみてくださいね。
名刺に記載する内容3、ショップ名
ハンドメイド作家の名刺に記載する内容3つめは「ショップ名(ブランド名、屋号)」です。
名前とともにショップ名をしっかり明記して、ショップのこともいっしょに覚えてもらいましょう。
名刺に記載する内容4、ショップのロゴマーク
ハンドメイド作家の名刺に記載する内容4つめは「ショップのロゴマーク」です。
ロゴマークは必須ではありませんが、次の理由で名刺にはなるべく記載したい項目です。
ショップロゴがない方は、この機会にぜひ作ってみてくださいね。
ロゴは自分で作ったり、「ココナラ」などのスキルマーケットで作成してもらう方法があります。
名刺に記載する内容5、連絡先
ハンドメイド作家の名刺に記載する内容5つめは「連絡先」です。
連絡をもらったときにしっかり対応できる連絡先を記載しましょう。
具体的には次のような情報が連絡先になります。
- メールアドレス
- ホームページのURL
一般企業の名刺のように電話番号や住所を必ず載せる必要はありません。
ハンドメイド作家は自宅で作業している人も多く、むやみな個人情報の記載はトラブルの元です。
住所などを伝えるのは、郵便物をやり取りする・商談が決まったなど、必要になったタイミングでも大丈夫ですよ。
連絡先としてホームページのURLを載せる場合は、ホームページ内に以下など設置や記載があるようにしておきましょう。
- 問い合わせフォーム
- メールアドレス
ショップカードに記載する内容
ハンドメイド作家のショップカードに記載する内容は以下です。
上記は名刺と同様に記載内容の一例なので、項目を追加したり削ったりして大丈夫です。
実際すべての内容を載せるのはカードの面積的にも難しいので、
- 基本の内容のみ
- 基本の内容をベースにプラスαの内容をいくつか足す
ぐらいがほど良くまとまると思います。
それでは、それぞれの項目について詳しく見ていきますが、
- ショップ名
- ショップのロゴマーク
- 連絡先
については「ハンドメイド作家の名刺の内容」でふれているのでそちらを参考にしてください。
では「作品の写真」についてから、詳しく見ていきます!
ショップカードに記載する内容1、作品の写真
ショップカードに記載する内容1つめは「作品の写真」です。
作品写真があると自分のショップのコンセプトや世界観を伝えられます。
自己紹介ツールである名刺とは違い、ショップカードはショップの宣伝です。
宣伝にハンドメイド作品の写真は効果的なので、ぜひ載せていきましょう!
ショップカードに記載する内容2、作品の販売URL
ショップカードに記載する内容2つめは「作品の販売URL」です。
販売しているハンドメイドマーケット(minne、creemaなど)や自分のオンラインショップのURLを記載します。
ショップURLが複数ある場合は、次のどちらにするか選択してください。
- すべてのショップURLを載せる
- 1番見てほしいショップの販売URLを載せる
お客様が利用しやすく思っているサイトがどれかは分かりません。
すべてのショップURLを載せておけば、販売のチャンスを逃しません。
ですが、記載内容がURLばかりになるデメリットがあります。
一方、1番見てほしいショップURLだけを載せた場合は、ショップカードをごちゃつかせません。
ですが、お客様がふだん使わないハンドメイドマーケットなどのURLだった場合、アクセスを躊躇して販売の機会を逃す可能性もあります。
ほかの項目とのバランスもふまえて考え、一部にするかすべてのショップURLにするか選んでくださいね。
ショップカードに記載する内容3、SNSアカウント
ハンドメイド作家のショップカードに記載する内容3つめは「SNSアカウント」です。
SNSは、お客様やハンドメイド作家と気軽に交流し、作品の感想や意見を聞ける便利なツールです。
Twitter、Instagram、pinterestなど、見てほしいSNSアカウントを記載しましょう!
ショップカードに記載する内容4、ショップのキャッチコピー
ショップカードに記載する内容4つめは「ショップのキャッチコピー」です。
キャッチコピーがあると、作品の写真同様にショップのコンセプトや世界観を伝えられます。
作品の写真は見ればそのまま何を扱っているか分かりますが、具体的すぎて作品の幅が絞られすぎることがあります。
言葉で表現することで、幅広くショップのコンセプトや作風を伝えることができますよ。
どんなジャンルの何をつくっているのか、お客様の興味を引くキャッチコピーをぜひ考えてみてくださいね。
ショップカードに記載する内容5、実店舗の住所と地図
ハンドメイド作家のショップカードに記載する内容5つめは「実店舗の住所と地図」です。
作品を実店舗で販売している場合は、その店舗の住所と地図を記載しましょう。
また、委託先を利用していてショップカードに載せたい場合は、先に委託先のオーナーに確認をとってくださいね。
ショップカードに記載する内容6、ブログURL
ハンドメイド作家のショップカードに記載する内容6つめは「ブログURL」です。
minneやメルカリなど以外に、ブログやサイトを運営している場合は、ブログURLを載せるのもおすすめです。
「ブログに日々の活動をアップしているので、記事を読んでファンになってほしい」といった場合は、積極的に載せていきましょう!
ショップカードに記載する内容7、作家名
ハンドメイド作家のショップカードに記載する内容7つめは「作家名」です。
ショップカードなので、作家名は必須ではありません。
ショップとともに作家名を覚えてもらいたい場合は記載します。
ショップカードに記載する内容8、クーポンコード
ハンドメイド作家のショップカードに記載する内容8つめは「クーポンコード」です。
クーポンコードにより、ショップURLやブログURLへのアクセスを促します。
クーポンのお得に買える感は、集客にとても効果的です。
ただし、クーポンの内容により身を削ることにもなるので、無理のない特典にしましょう。
ショップカードに記載する内容9、メッセージ
ハンドメイド作家のショップカードに記載する内容9つめは「メッセージ」です。
感謝の言葉や一言アピール、コンセプトの補足説明、簡単な技法の解説など、お客様に伝えたいメッセージを載せるのももちろんOKです。
読んだお客様が、好感や興味を持ってショップを訪れたくなるようなメッセージにしましょう。
ハンドメイド作家の名刺を作るときの注意点
ハンドメイド作家の名刺やショップカードを作るときの注意点は、次の5つです。
- 文字にはふりがなをふる
- 目的に向けた内容にまとめる
- URLにはQRコードを活用する
- ほどよい厚さにする
- 個人情報をむやみに記載しない
それぞれの注意点について、詳しく見ていきます。
作成時の注意点1、文字にはふりがなをふる
名刺やショップカード作成時の注意点1つめは「文字にはふりがなをふる」です。
名前やショップ名などは、基本的にふりがなをふりましょう。
読めないものは、記憶に残りづらいです。
また読み方を検索したくても入力できず…などしている間に、買いたい気持ちがなくなってしまうかも。
ショップ名に外国語や数字と英字の組み合わせ、難しい漢字など使っていませんか?
ノンストレスで読んでもらい、愛着をもってもらってチャンスを逃さないようにしましょう!
作成時の注意点2、目的に向けた内容にまとめる
名刺やショップカード作成時の注意点2つめは「目的に向けた内容にまとめる」ことです。
印刷面に納められる情報は限られています。
たくさんの情報を載せたいから、と文字を小さくするのは良い選択ではありません。
また、なんでもかんでも書くと何を伝えたいのか分からなくなります。
名刺やショップカードの大きな目的は以下です。
- 名刺…作家自身を知ってもらい、連絡をもらって関係をつなげる
- ショップカード…作品に興味をもってもらい、ショップにアクセスしてもらう
それぞれの目的に合わせて内容を精査し、魅力的な内容に仕上げましょう!
作成時の注意点3、URLにはQRコードを活用する
名刺やショップカード作成時の注意点3つめは「URLにはQRコードを活用する」ことです。
「このURLを入力してアクセスしてください」って言われたら、結構面倒くさくないですか?
また、ショップURL、SNSアカウント、ブログURLなどを載せるとURLばかりになりがちです。
QRコードにすれば、読み取るだけでアクセスできますし、文字ばかりの状態から回避できますよ。
ぜひQRコードを活用して、気軽にアクセスしてもらいましょう!
私はふだん「QRのススメ」でQRコードを作っています。
自分でQRコードを載せてデザインしたときは、できれば仮印刷してQRコードが読み取れることを確認してください。
印刷会社に依頼したのに、届いた名刺のQRコードが読み取れなかった…は結構ショックですよ。
QRコード縮小しすぎなければ大丈夫と思いますが、心配な方は手間でも仮印刷しておくのがおすすめです。
自宅のプリンターがなければ、コンビニで試し印刷しましょう。
作成時の注意点4、ほどよい厚さにする
名刺やショップカード作成時の注意点4つめは「ほどよい厚さにする」ことです。
名刺やカードは、薄すぎると安っぽく感じます。
一方で、厚すぎると送料の負担やイベント持参時にかさばることも。
私は220kgという厚さ約0.245mmの名刺用紙をよく利用してます!
作成時の注意点5、個人情報をむやみに記載しない
作成時の注意点5つめは「個人情報をむやみに記載しない」ことです。
個人情報とは、本名や電話番号、住所などを組み合わせた個人を特定できる情報のことです。
また、他ユーザーとの距離感が近いLINEやFacebookアカウントもあまり記載はおすすめしません。
住所なら、Googleマップで簡単に実際の場所を特定できる時代になっています。
また、名刺の写真をネットにアップされたら、その情報がどのように悪用されるか分かりません。
なにかの契約の際に「個人情報取り扱い同意書」といった書面にサインしたことはありませんか?
企業が個人情報が漏えいするとニュースになりますよね?
個人情報は繊細に扱う必要があると、私は思っています。
- ショップカードには個人情報を記載しない
- 個人情報は名刺だけに載せて、信頼できる人だけに渡す
など、不要なトラブルに合わないよう気をつけましょう。
ハンドメイド作家の名刺の作り方
ハンドメイド作家の名刺やショップカードの作り方は、大きく分けて2ステップです。
- 内容や見た目をデザインする
- 用意したデザインを印刷する
こう書くと簡単ですが、実際に作るとなると難しいですよね。
どうやってデザインして印刷するのか、それぞれの内容について詳しく見ていきます。
名刺やショップカードの作り方1、内容をや見た目をデザインする
ステップ1の『デザインする』には、次の4つの選択肢があります。
- 1から自分でデザインする
- テンプレートを利用して作る
- 既製品のデザインから選ぶ
- ほかの人に頼んでつくってもらう
それぞれの方法のメリット、デメリットを見ていきます。
デザイン方法1、1から自分でデザインする
デザイン方法1つめは「1から自分でデザインする」です。
メリットは、1から自分でデザインするので、完全オリジナルな名刺やショップカードが作れます。
また、すべて自分でやるので無料で作れます。
デメリットは、白紙から作り上げるので、配置やバランスに失敗して素人感満載の仕上がりになる可能性があります。
また、素材集めや構図決めなどすべて自分でやるので、人によっては時間がかかります。
日頃からチラシづくりや画像加工になれている人におすすめの方法です。
デザイン方法2、テンプレートを利用して作る
デザイン方法2つめは「テンプレートを利用して作る」です。
テンプレートを利用して作ると、簡単に見栄えの良い名刺やショップカードが作れます。
プロのデザインなので、配置がアンバランスになるということもありません。
一方、テンプレートはほかの人も利用しているので、そのまま使うとほかの人と同じデザインになる可能性があります。
その場合は、次の対策をすればほとんどオリジナルに仕上げることができます。
- ショップのロゴマークや背景画像、作品写真などを載せる
- 文字のフォントや配色を変える
テンプレートは、印刷会社がサービスとして無料テンプレートを用意していることが多いです。
そのためサービスを使い慣れないと、勝手が分からず時間がかかることも。
しかし、無料でオリジナル性も組み込みつつバランスよく仕上げられるので、1番おすすめの方法です!
私もこのテンプレートを利用して作る方法でいつも作っています!
デザイン方法3、既製品のデザインから選ぶ
デザイン方法3つめは「既製品のデザインから選ぶ」です。
メリットは、デザインが決まっているので考えることが1番少ないです。
また、購入するのでお金がかかりますが、印刷代込みの値段のためトータルで考えると安い金額になります。
デメリットは、オリジナリティはほぼなく、ほかの名刺やショップカードに埋もれる可能性が高いことです。
すでにSNSなどで関係性などを築いておけば、個性がなくとも目にとめてもらえるかもしれません。
- 名刺やショップカードの用意に時間をかけたくない
- とにかく急ぎで用意したい
- 個性やオリジナリティを希望していない
そんな人には、簡単に用意できるのでオススメの方法です。
デザイン方法4、ほかの人に頼んでつくってもらう
デザイン方法4つめは「ほかの人に頼んでつくってもらう」です。
名刺デザインの作成をしている方に頼んで、オリジナルの名刺やショップカードをデザインしてもらいます。
「時間や名刺デザインのスキルがないけど完全オリジナルの名刺を作りたい!」といった方におすすめの方法です。
誰に頼むかは、ネットで検索したり、SNSで探したりできますが、簡単なのは「ココナラ」で名刺作成を依頼する方法です。
ココナラはスキルマーケットサービスで、各出品者が提供できるスキルを販売しています。
ココナラで名刺作成を出品している出品者に依頼して、名刺やショップカードを作ってもらいましょう。
作成してもらったデザインは一定回数の修正を受け付けている出品者も多く、理想のデザインに近づけることができます。
イメージと記載内容を伝えれば仕上げてくれるので、デザイン作成の時間が大幅に短縮できるのもうれしいポイントです。
印刷までやってくれる出品者の場合、印刷会社に依頼する手間もなくなります。
デメリットは、それなりの料金がかかることです。
追加オプションの作業を頼むとさらに料金がかかります。
元々の料金やどこからが追加オプションでそれにはいくらかかるのか、各出品者によって違うので出品内容をしっかり確認しておきましょう。
また、作ってもらった名刺デザインが好みじゃない、出品者のスキル不足で完成デザインに満足いかない、となる可能性もあります。
出品者のサンプル画像を見て、好みのテイストに仕上がりそうか、十分なスキルがあるか、チェックしておきましょう。
「ココナラ」の場合、出品者の評価や販売実績・出品者ランクを確認できるので、実績があり信頼できる人を選べますよ。
プロに頼んで、サクッと高クオリティの名刺やショップカードのデザインを用意しちゃいましょう!
名刺やショップカードの作り方2、用意したデザインを印刷する
名刺やショップカードのデザインが用意できたら、デザインを印刷します。
印刷方法は、大きく分けて次の2つです。
- 自分で印刷する
- 印刷会社に印刷してもらう
自分で印刷すると、少ない枚数から用意でき、発送の時間を待つ必要がありません。
しかし、印刷代は割高で、名刺用紙やプリンター、プリンターインクなど自分での用意が必要です。
一部のインクが切れていたり、インクが目詰まりして印刷がうまくいかない、なんてことも。
一方、印刷会社での印刷は、自宅での印刷より割安で、手間もかからずキレイに仕上がります。
しかし、100部からなどある程度の枚数からのみ対応していて、依頼から到着まで多少時間がかかります。
安く用意したい、印刷に時間をかけたくない、などの場合は、印刷会社に依頼しましょう!
次のサービスを使えば、名刺やショップカードを印刷できますよ。
- ビスタプリント
- プリンタパック
- ココナラ
- whoo
- ラクスル
おすすめは、安くて高品質に印刷してくれる「ビスタプリント」です。
- 少ない部数でよい
- はじめから印刷会社に頼むのは不安
という場合は、初回は自分で印刷して、次回から印刷会社の利用を検討してみてくださいね。
ハンドメイド作家の名刺の見本をご紹介!表面と裏面の使い分けのコツも
ここまでの記載内容の説明や注意点をふまえた名刺とショップカードの見本をご紹介します。
ビーズアクセサリーを扱う架空のショップを想像して、名刺は片面、ショップカードは両面で作成しました。
記載する内容の納め方や表裏の使い方など、ぜひ参考にしてくださいね。
名刺の見本(片面版)
名刺(片面版)の見本です。
「ハンドメイド作家の名刺に記載する内容」で紹介した内容を配置し、背景にビーズの写真を使用しました。
名前がひらがなだったので、ふりがなはローマ字にしてバランスを取っています。
連絡先としてメールアドレスのほか、ホームページのアドレスを記載しました。
ショップカードの見本(両面版)
ショップカード(両面版)の見本です。
「ショップカードに記載する内容」で説明した内容を両面使って盛り込んでいます。
表面は、とにかくショップにアクセスしてもらうことを目的にまとめました。
ショップの解説と各ショップURLのQRコードを記載しています。
載せたいショップが3つあったので、思い切ってショップURLを削除し、スッキリと仕上げました。
裏面は、交流や連絡を目的とした内容にまとめました。
各SNSアカウントのほか、自サイトへの誘導、メールアドレスを記載しています。
各SNSはURLではなくアカウント名とQRコードにすることで、裏面もごちゃつかないようにしました。
ハンドメイド作家の名刺デザイン例3選
ハンドメイド作家の名刺やショップカードのデザイン例をさらに3つご紹介します。
気になるデザインがあったらぜひ参考にしてみてくださいね。
縦型のショップカードです。
和風でおしゃれなデザインがステキですね!
QRコードの色を変えると、ぐっと雰囲気が変わりますね。
写真に写っている作品が目を惹きますね。
今までもらった名刺やショップカードがあれば、それも見てみるとアイディアが刺激されますよ。
複数枚ある場合はその中でどれが目を惹くか、なぜ目を惹くのか、を考えるのもおすすめです!
まとめ
この記事では、ハンドメイド作家の名刺・ショップカードについて以下をまとめました。
- 名刺とショップカードの違い
- 名刺やショップカードの内容と作り方
- 名刺やショップカードのデザインサンプル
名刺やショップカードを作る方法のおすすめは、テンプレートを使ってデザインし、印刷会社に印刷してもらう方法です。
テンプレートは文字や画像を差し替えるだけなので、構図の失敗がありません。
印刷会社は、届くのを待つだけで、自宅印刷より安くてきれいに仕上げてくれますよ。
おすすめの印刷会社は「ビスタプリント」です。
無料テンプレートを提供しているので、紙面のデザインから印刷まで、サイト内で作業が完結します。
1から作ったデザインを印刷してもらうのも、もちろんできますよ!
この記事を参考にして、あなただけの名刺やショップカードを作ってみてくださいね。
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